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春のセンバツ開会式と初日が30年ぶり雨天順延 京都国際はチーム内複数感染で出場辞退「下したくない決断」

2022年3月18日 12:40
春のセンバツ開会式と初日が30年ぶり雨天順延 京都国際はチーム内複数感染で出場辞退「下したくない決断」
春のセンバツ開会式と初日が30年ぶり雨天順延

今年で94回目を迎える春のセンバツ高校野球。18日に開会式と1回戦3試合が行われる予定でしたが、天候不良のためいずれも19日に順延となりました。開会式も含めて雨天順延となったのは、1992年の第64回大会以来30年ぶりです。

日程は1日ずつ順延され、開会式と18日に予定されていた浦和学院(埼玉)-大分舞鶴、和歌山東-倉敷工(岡山)、クラーク国際(北海道)-九州国際大付(福岡)は19日に行われます。

大会は13日間の日程で開催され、決勝は31日に行われる予定です。

そんな中、近畿地区代表・京都国際高校が大会の出場を辞退することになりました。日本高校野球連盟によりますと、大会前に行った新型コロナウイルスのPCR検査でチーム内に13人の感染が確認され、きのう学校側から出場を辞退する申し出があったということです。

京都国際高校は、「これまで一心に野球に打ち込んできた子供たちのことを思うと、下したくない決断ではありました。しかしながら、子供たちの健康、命、そしてコロナ感染に苦しむ多くの人々を思い、出場辞退の決断に至りました。今後はすみやかな子供たちの回復のための処置や、また辞退により肩を落とす子供たちの心のケアに努めていきたいと思っております」とコメントしています。

この出場辞退を受け、近畿地区の補欠1位だった滋賀・近江高校が繰り上げで出場することになりました。

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