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「ボールは両親に」“初づくし”のソフトバンク・渡邉陸スタメンデビューで大暴れ

2022年5月28日 18:47
「ボールは両親に」“初づくし”のソフトバンク・渡邉陸スタメンデビューで大暴れ
初スタメンで猛打賞のソフトバンク・渡邉陸選手
プロ野球セ・パ交流戦 ソフトバンク11-1広島(28日、PayPayドーム)

ソフトバンクの渡邉陸選手が、初スタメンで、4打数3安打5打点の活躍で、チームの勝利に貢献しました。

2018年に育成ドラフト1位でソフトバンクに入団した4年目の渡邉選手が、9番キャッチャーで初スタメン。

この日、初打席の2回、広島の先発・森下暢仁投手からレフトスタンドに飛び込むスリーランホームランを放ちます。

これが、プロ“初”スタメンの“初”打席、“初”安打が“初”ホームランとなる記念すべき一発になりました。

さらに、2打席目となる4回にも、広島・森下投手からまたもレフトスタンドへ飛び込む一発を放ち、プロ“初”の2打席連続ホームラン。

続く第3打席の6回にも森下投手からタイムリーを放ち。プロ“初”となる猛打賞を記録。

第4打席はライトフライに倒れたものの、渡邉選手は、4打数3安打5打点の活躍で華々しいスタメンデビューを飾りました。

▽以下、渡邉陸選手のヒーローインタビュー

――今の気持ちは?

「率直にうれしい気持ちでいっぱいです」

――お立ち台からの景色は?

「土曜日ということもあって、たくさんのファンの皆さんに集まっていただいたので、すごくいい景色です」

――初打席、どんな気持ちで打席に向かった?

「初回に点を取られているので、大関(友久)さんをなんとか楽にしようという気持ちで打席に入りました」

――ボールがスタンドに入った時の気持ちは?

「もう、、最高です」

――プロ初ヒットが初ホームランですが?

「はい!」

――2打席連続ホームラン、打った瞬間の手応えは?

「レフトを見たらもうあきらめたような追い方をしていたので、行くかなと思って走っていました」

――打った瞬間の感触は?

「感触もよかったですし、気持ちよかったです」

――ベンチではどんな声をかけられた?

「先輩方も含め、コーチの皆さんに頑張れという声をいただいたので、頑張ろうと思って行きました」

――育成出身同士、大関投手を援護できてよかったですね

「育成の時から切磋琢磨しながらやってきたので、本当にこの勝利はうれしく思います」

――初ヒット、初ホームランのボールは?

「戻ってきました」

――今は持っていますか?

「ロッカーに置いてきました」

――ボールはどうしますか?

「両親に渡したいと思います」

――自己紹介も含めて、ファンにメッセージを!

「4年目の渡邉陸です。これからもっと1軍で活躍して、チームの勝利に少しでも役に立てるように、貢献出来るように、これからも応援よろしくお願いします」