プロ野球・DeNAの三浦大輔監督が21日、ドラフト1位指名で交渉権を獲得した大阪桐蔭高の松尾汐恩選手をサプライズ訪問しました。

この日は担当スカウトなどが指名挨拶をする予定でしたが、松尾選手は三浦監督が来ることを知らされておらず、少し緊張の面持ちでしたが、声をかけられると、笑顔も見せていました。

三浦監督は松尾選手の印象を聞かれると「男前だなと思いましたね」と一言。「目とかね、目力とか、やるんだという、みなぎっている目をしていると感じました」と期待を込めました。

「横浜を代表する、セ・リーグを代表する、日本を代表する選手になってもらいます」

松尾選手はどこでも守れるのが強みだということですが、三浦監督は「正捕手を目指して欲しい」とキャッチャーとして育成していくことを明言しました。

これを受けて、松尾選手は「自分の1つの武器としてスピードもあるプレーを生かして、自分のプレーを貫き通せる選手になりたいなと思います」と意気込みました。「少しでも早く横浜の即戦力として出られるように準備をして、スタメン争いをして狙っていきたいと思います」

一方、報道陣から横浜で行ってみたいところはあるか聞かれると「あまり分からないです」と首をかしげる場面もありました。