◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5×－3中日(3日、神宮球場)

ヤクルトは延長11回に塩見泰隆選手がサヨナラホームランを放ち、劇的勝利。4連勝を飾りました。

打線は初回から四死球を絡めて得点。3回には村上宗隆選手が今季第7号となるソロホームランで追加点を奪います。この一発は村上選手にとって神宮球場での100本塁打目となる節目の一発でした。

先発の小川泰弘投手は、初球が足に当たるなどアクシデントも発生しますが、6回まで無失点。しかし7回、中日打線に3連打を浴び降板。後を受けたエスパーダ投手が、1点差まで詰め寄られると、8回には木澤尚文投手が中田翔選手に同点ソロを献上。試合を振り出しに戻されます。

それでも3-3のまま迎えた延長11回、途中出場の塩見泰隆選手がサヨナラ2ランホームランを放ち決着。4連勝を飾りました。

9回にピンチを招きながらも無失点投球をみせた石山泰稚投手は、通算500試合登板を達成。また延長10、11回と回またぎで勝利を呼び込む好投をみせた大西広樹投手が2勝目を挙げました。

一時は借金「5」を抱えていたチームは、借金「1」まで減少。一気に中日と広島を抜いて最下位脱出となりました。