松山英樹選手は13位タイ…収穫と課題
米男子ゴルフツアーのメジャー第3戦マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)の最終日が現地15日に行われ、10位タイからスタートした松山英樹選手(28)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで通算8アンダーの13位タイで終えました。
松山選手はパー3の4番でティーショットをピンの側につけ、この日2つめのバーディーを奪うなど、前半は2バーディー、1ボギー。しかし、後半出だしの10番でボギーをたたくと、続くパー4の11番では3打目でも寄せられず、3オン3パットでダブルボギーとスコアを落とし、悔しそうな表情を見せました。
自身9度目のオーガスタで意地を見せたい松山選手は13、15番でバーディーを奪い、最終日は3日目と同じイーブンパーでラウンド。
初日には自己ベストのスコアをマークするなど好スタートを切ったものの、決勝ラウンドでスコアを伸ばせず通算8アンダー13位タイでフィニッシュし、収穫と課題の残るマスターズとなりました。
最終日を終え松山選手は「うまくいったところもありますし、悪かったところもあって、結果としてはすごく悔しいですけど、いい一週間だったと思います」「ここの対策をしっかりして、来年は必ず勝てるように頑張ります」と来年を見据えました。
一方、連覇を狙うタイガー・ウッズ選手(44)は、パー3の12番で悪夢に見舞われました。ティーショットをクリーク(小川)に落とすなどこのホール3度クリークに入れ、1ホールで10打という自己ワーストスコアを記録しました。
それでも、マスターズでは自身初となる上がり4ホールを4連続バーディーで締めくくり、王者の意地も見せたウッズ選手は通算1アンダーの38位タイで大会を終えました。
優勝は、単独首位でスタートした世界ランク1位のダスティン・ジョンソン選手(36)。6バーディー2ボギーの68で回り、大会レコードとなる通算20アンダーでマスターズ初優勝を果たしました。
(画像提供:アフロ)