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松山英樹選手 悲願の海外メジャー初制覇へ

2020年11月14日 19:56
松山英樹選手 悲願の海外メジャー初制覇へ

現地時間13日に、米男子ゴルフのメジャー第3戦「マスターズ」(米・オーガスタナショナルGC)2日目が行われ、日本男子初のメジャー制覇を狙う松山英樹選手(28)が4バーディー、ボギーなしと4つスコアを伸ばし、首位と1打差の暫定5位につけました。

自身9度目の出場となる今大会では、初日に自己ベスト「68」をマーク。前半、パー5の2番でツーオンに成功すると、イーグルトライはショートしたものの、1つ目のバーディー。その後、パー3の6番ではティーショットでグリーンを捉えられず苦しい状況となりますが、第2打をピンそばにつける見事なアプローチでパーをセーブ、ピンチを切り抜けました。

前半で1つスコアを伸ばした松山選手は、後半の10番、13番、15番でいずれもバーディー。日没サスペンデッドにより3ホールを残しましたが、この日、4バーディー、ボギーなしと4つスコアを伸ばし、首位と1打差の暫定5位タイで14日からの決勝ラウンドに臨みます。

ラウンド後のインタビューでは、メジャー初制覇への重圧を感じさせず「いい位置で迎えているので、あしたもいいプレーができるように頑張りたいと思います」と冷静に語りました。

2日目を終えて、暫定首位に世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン選手(米国)ら4選手が通算9アンダーで並ぶ混戦となっています。

また、日本ツアーで2年連続賞金王の今平周吾選手(28)はこの日、2つスコアを伸ばし、暫定34位タイで自身初の予選突破を確実にしました。


写真:アフロ