広島がDeNAと延長12回ドロー 床田&バウアーのハイレベルな投手戦
◇プロ野球セ・リーグ 広島-DeNA(3日、マツダスタジアム)
投手戦となった広島とDeNAは延長12回を戦い引き分けに終わっています。
先発は今季DeNA戦で5試合に登板し3勝負けなしの床田寛樹投手。5回まで3イニング得点圏にランナーを背負いますが、あと一本を許さず、スコアボードにゼロを並べます。7回、9回と先頭に出塁を許した床田投手。それでも今季9勝を誇る左腕は、落ち着いて併殺打に切って取り、9回104球無失点の力投をみせました。
一方、DeNAのバウアー投手と対戦した打線は、初回2本のヒットを放ちますが無得点。1アウトから野間峻祥選手が盗塁死に倒れるなどDeNA好守備にも防がれます。3回から6回まで一人のランナーが出せずにいた広島打線は7回、8回と先頭ランナーを出しますが、2イニング連続併殺打。こちらも9回まで得点なく延長戦に突入します。
延長10回からは矢崎拓也投手、11回は島内颯太郎投手、12回は栗林良吏投手と床田投手に続き無失点リレーを披露。一方、打線は10回のマウンドに上がったバウアー投手、11回のウェンデルケン投手から2イニング連続得点圏に進めましたがあと1本が出ず、両者7投手がスコアボードにゼロを並べました。
これで広島はDeNAとの3連戦を、1勝1敗1分けで終えています。