◇プロ野球 セ・リーグ DeNA7-4中日（8日、横浜スタジアム）

中日は、初回に4者連続ヒットで4点を先制しましたが、中盤に2者連続ホームランを浴びるなど逆転負けを喫しました。

初回、先頭の岡林勇希選手がバットを折りながら内野安打として出塁すると、2番大島洋平選手がライト前ヒットでつなぎ、3番細川成也選手がレフトへのタイムリー2塁打で先制します。

さらに、4番石川昴弥選手がセンターフェンス直撃の2塁打で2点を追加し、2アウト2塁で7番高橋周平選手がライト前ヒットで1点を追加。防御率0.78、負けなしと“中日キラー”の今永昇太選手の立ち上がりを攻め、初回に4点を先制します。

しかし4回、前の回まで1安打に抑えていた先発の小笠原慎之介投手が崩れます。DeNAのソト選手と大田泰示選手に2者連続ホームランを浴び、1点差に詰め寄られると、5回にも牧秀悟選手に3塁打を浴びて同点に追いつかれます。

さらに7回、続投する小笠原投手が投じた100球目が、DeNA牧選手にライト前へ運ばれます。これが痛恨の2塁打となり、中日は勝ち越しを許します。小笠原投手はここで降板となりました。

追い打ちをかけるように、8回にもDeNA・佐野恵太選手にタイムリーを打たれ、追加点を許した中日。その後反撃のチャンスを作れず、逆転負けを喫しました。

これで中日は前のヤクルト戦から連敗となっています。