×

【バスケW杯】渡邊雄太のバッシュへのこだわり 「足元はパフォーマンスにめちゃくちゃ関係する」

2023年8月23日 14:00
【バスケW杯】渡邊雄太のバッシュへのこだわり 「足元はパフォーマンスにめちゃくちゃ関係する」
バスケ日本代表・渡邊雄太選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
8月25日に沖縄で開幕するバスケットボールW杯。日本代表の大黒柱として期待がかかる渡邊雄太選手は先月、NBAでのシーズンを終え帰国すると都内で子どもたちを対象としたバスケクリニックを開催しました。その中で、プロとしてバスケットシューズ(以下、バッシュ)を選ぶときの決め手やこだわりを語りました。

まず渡邊選手がバッシュを選ぶ時に大事にするのが履いた瞬間の「ファーストインプレッション」だと言います。「今までもたくさんのシューズを履いてきているので、なんとなく合う合わないっていうのがそこでわかる。そこから僕は、ひもをギューッと縛りたいので、それが縛れるかどうかとか。あとは重さ。軽すぎないけど、重いのはイヤ。そういうことはシューズを選ぶときに大事にしますね」

実際に試合中にやるようなシュートの動きなどをして、入念に自分の足に合うかをチェックするという渡邊選手。去年のオフから履き始めたというのがNBAのクリッパーズで活躍するポール・ジョージ選手のシグネチャーシューズ、ナイキの『PG6』。軽量感に加え、靴ひもを通すパーツ部分が足の前方から中間にかけてをつなぎ、フィット感が生まれるのが特徴だといいます。

プロ1年目には30.5cm、現在は32cmのバッシュを履いているという渡邊選手。履き方にもこだわりがあります。「普段は靴下を2枚はいて、大きいシューズを履きます。まずはかかとを合わせて、そこからギュッとひもを縛って、つま先にはそれなりに余裕があるようにします。でもしっかり縛っているので、中で足が動くことはないです」

高校時代は同じシューズを長く履いていたといいますが、昨シーズンは5~6足をローテーションし、合計20足ほど履いたそう。「年間の試合数も多いし、新しいシューズの方が機能性がいい。新品のまま試合に出たいくらい。試合の直前に新しいシューズをおろして、そのまま試合に出るということもしてたりしました。足元はパフォーマンスにめちゃくちゃ関係してくるので、シューズ選びはこだわり持ってやっています」

NBAのシーズン終了後、W杯への出場を決めるとすぐにバッシュに日の丸をつけた渡邊選手。今回のW杯で勝利を挙げることができなければ代表を引退すると語るなど、並々ならぬ決意で大会に臨みます。

「この代表ではNBAとは違った役割、色んなプレーが求められると思う。しっかり自分の良さを出しつつ成長した姿を見せたい。8月25日(開幕戦)に自分の最大のコンディションを持って行ければと思っています」

  • 日テレNEWS NNN
  • スポーツ
  • 【バスケW杯】渡邊雄太のバッシュへのこだわり 「足元はパフォーマンスにめちゃくちゃ関係する」