◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023(8月25日ー9月10日)

沖縄で1次ラウンドを戦うグループEは29日、2試合が行われました。

世界ランク11位のドイツは同24位のフィンランドと対戦。第1クォーターは互いにゆずらない点の取り合いになるも、第2クォーターからドイツが本領を発揮。後半は完全にドイツペースで101-75と26点差をつけ3連勝しました。

世界ランク36位の日本は同3位のオーストラリアと対戦。序盤はオーストラリアにリードを奪われるも、ジョシュ・ホーキンソン選手や富樫勇樹選手の3ポイントで反撃。しかし優位を奪えず17-25で第1クォーターを終えます。

第2クォーターもオーストラリアにリードを広げられる苦しい展開。オーストラリアの攻撃を止められず、35-57と22点差をつけられ前半を終えます。

しかし第3クォーターに日本が反撃。ホーキンソン選手のバスケットカウントワンスローでの3点を皮切りに、この日3本目の3ポイントを決めた富樫選手や終了間際にゴールを重ね、このクォーター35-30と日本が初めてオーストラリアに得点で上回ります。

しかし最終クォーター。日本は13点差まで詰めますが、その後得点を許します。さらに終盤、渡邊選手が個人5つ目のファウルで退場に。ホーキンソン選手も33得点と活躍を続けますが、地力の差を見せつけられた日本はオーストラリアに敗れました。

この結果、1位ドイツと2位オーストラリアが2次ラウンドへ進出となりました。

一方、3位日本は順位決定戦へ。アジア6チームで最上位に入ればパリ五輪出場が決まるため、残り2試合も大事な戦いが続きます。

順位決定戦(17~32位)
▽8月31日 vs グループF 4位
▽9月2日 vs グループF 3位