◇MLB エンゼルス5-2ロイヤルズ（日本時間19日、カウフマン・スタジアム）

エンゼルスの大谷翔平選手が今季第24号となる逆転ツーランホームランを放ち、チームの勝利に貢献しました。

ロイヤルズ戦に『2番・指名打者』で先発出場した大谷選手は、初回の第1打席、メジャー通算224勝のグレインキー投手の前に、セカンドゴロに打ち取られます。

第2打席は空振り三振に倒れた大谷選手ですが、1-2と1点を追う5回、ノーアウトランナー2塁で迎えた第3打席。ここまで無安打に抑えられているグレインキー投手のカーブをとらえると、打球は弾丸ライナーでライトスタンドに入る第24号逆転ツーランホームラン。打球速度は今季最速の188.5キロを記録しました。

第4打席は空振り三振に抑えられますが、この試合4打数1安打2打点とした大谷選手は、15試合連続ヒットをマーク。さらにメジャー通算400打点に到達しました。

試合後、大谷選手はホームランについて、「シチュエーションが良かったので、素直に嬉しいですし、ノーアウト二塁だったので、なんとかまず進塁いければいいなと、追い込まれていたので。結果的にホームランになりましたけど、しっかりコンタクトできたのが良かった」とコメント。

また、試合前まで19打数4安打と抑えられてきたグレインキー投手から一発を打てたことについては、「1試合の中で、ちゃんとこうストーリーを作って投げて来るピッチャーだなと思いますし、今まであんまり打ってなかったんで、まず1本打てて良かった」と述べました。