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「きょうの勝ちは非常に大きい」阪神・岡田監督 森下翔太の同点2ラン直前に“盗塁のサイン”止める

2023年7月13日 6:55
「きょうの勝ちは非常に大きい」阪神・岡田監督 森下翔太の同点2ラン直前に“盗塁のサイン”止める
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神5x-4DeNA(12日、甲子園)

阪神が終盤の8回に2点差を追いつき、9回にサヨナラ勝利。首位を争う2位DeNAとの3連戦のカード勝ち越しを決めました。

試合後、阪神・岡田彰布監督は「きのうはいい形で勝ったが、きょうはバウアーという一番いいピッチャーで来た。きょうの勝ちは非常に大きいと思いますね」と納得の表情を浮かべました。

この試合のヒーローは、中央大学出身のドラフト1位ルーキーの森下翔太選手。試合後、岡田彰布監督は「いやいや、中央デーだからでしょ(笑)。最後回ってきたなと思いましたね」と、この試合ホームランを放つ活躍を見せていたDeNA牧秀悟選手と森下選手の日だったという趣旨のコメントを残しました。

また8回森下選手が同点の2ランHRを放った、ノーアウト1塁の場面では作戦を変更。

「代走までいってね。2点差だけど走れたらと盗塁のサイン出したんだけど、止めたんよね。何かこう雰囲気があったんで、(HRを打ったのは)そのあとの球でしたね」

代走の熊谷敬宥選手に走らせることを直前で止め、森下選手の打撃に期待を持っていたことを明かしました。

また、ここまで5回4失点、今季ワーストの10被安打を浴びた先発・大竹耕太郎投手については、「向こうも研究してね。コントロールのいいピッチャーだけど、初球からずっと早打ちだったでしょ。それで意表をつかれたような形だった。2点だったら全然大丈夫と思ってたんだけど、5回のあのホームラン(牧選手の15号2ランHR)だけはちょっと余分やったね」とコメントを残しています。