◇プロ野球オープン戦　巨人３×-2ロッテ（19日、東京ドーム）

巨人は今シーズン初の本拠地・東京ドームでの試合でサヨナラ勝利をあげました。

先発はここまでオープン戦2試合で防御率1.50と好投を続ける山崎伊織投手。この日も3回までロッテ打線をわずか1安打に抑える見事な立ち上がりを見せます。

すると3回裏、打線が好投に応えます。2番のルーキー・佐々木俊輔選手がツーベースヒットで出塁すると、続く丸佳浩選手が四球を選び1アウト1塁2塁のチャンス。ここで4番・岡本和真選手がレフト前タイムリー。ロッテの先発・西野勇士投手から先制点をもぎ取ります。

しかし6回、無失点の好投を続けていた山崎投手が2アウト1、2塁のピンチを招くと、3番・ポランコ選手にレフトへのタイムリーヒットを許し試合は再び振り出しに。山崎投手は6回76球4安打1失点でマウンドを降ります。

同点のまま迎えた9回表、ルーキーの西舘投手がマウンドに上がります。しかし、先頭打者の荻野貴司選手にストレートをレフトスタンドに運ばれ、1点のリードを許します。

それでも9回裏、西村天裕投手から 1アウト3塁1塁のチャンスを作ると、代打・小林誠司選手がストレートを捉えレフト前へ、同点に追いつきます。その後2アウト満塁となりドラフト4位ルーキー･泉口友汰選手がスプリットをセンターへはじき返しサヨナラタイムリー。阿部監督にとって就任後初の本拠地東京ドームでの試合で劇的勝利をあげました。