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ジャイアンツカップ 静岡裾野が中本牧に快勝し初の決勝 東京ドームで21日に世田谷西との戦い

2023年8月19日 20:30
ジャイアンツカップ 静岡裾野が中本牧に快勝し初の決勝 東京ドームで21日に世田谷西との戦い
初の決勝進出を果たした静岡裾野リトルシニア(14日の開会式、東京ドームで)
◇第17回ジャイアンツカップ準決勝 静岡裾野リトルシニア(静岡)7ー3中本牧リトルシニア(神奈川)(19日、江戸川区球場)

どちらもジャイアンツカップで初の決勝進出を狙う戦い。制したのは18日の準々決勝で前回優勝の取手リトルシニアをくだした静岡裾野リトルシニアでした。

先制したのは中本牧リトルシニア。下茂汰介選手がライトフェンスをこえる先頭打者ホームランで勢いをつけます。更にノーアウト満塁とし、犠牲フライで1点を加えます。このジャイアンツカップでは準々決勝までの3試合で相手に1点も与えていない、守りに自信をもつ中本牧が2-0とリードします。

静岡裾野は3回、相手のエラーと四球で出たランナーをきっちり送りバントで進め1アウト2、3塁のチャンスを作ります。ここで3番バッター伊藤漣選手がレフト前へのタイムリーヒット。2-2の同点。この回に逆転はできませんでしたが中本牧の鉄壁の守備をやぶりました。

4回の静岡裾野の攻撃。先頭の青木貫太選手がツーベースヒットで出塁しチャンスメイク。内野ゴロの間に3塁に進みます。ここで宮沢和聖選手がカウントでは追い込まれてから、巧みなバットコントロールでレフト線へはじき返します。これがタイムリーツーベースヒットとなり、青木選手がホームイン。3-2と逆転に成功します。

すると5回には3得点、最終回7回の攻撃でも1点を加え、静岡裾野がリードを広げます。

7回裏、中本牧も1点を返しますが反撃もここまで。7-3で静岡裾野が勝利し、東京ドームでの決勝への切符を手にしました。

決勝の相手は準決勝第1試合の勝者、3度目のジャイアンツカップ優勝を目指す世田谷西リトルシニアです。

21日(月)決勝(東京ドーム)の模様は、CS日テレジータスで生中継、ジャイアンツTV・読売新聞オンラインでも生配信します。