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【ラグビーW杯】世界的選手を多数招集 大会前にも結果を残したサモアが狙うは3度目のベスト8

2023年9月10日 13:06
【ラグビーW杯】世界的選手を多数招集 大会前にも結果を残したサモアが狙うは3度目のベスト8
試合前に迫力のウォークライ「シヴァ・タウ」を披露するサモア(写真/齋藤龍太郎(楕円銀河))
ラグビーW杯3大会連続で日本代表と対戦する南太平洋の島国、サモア。今回で9大会連続出場となる常連国で、試合前に披露する迫力満点のウォークライ「シヴァ・タウ」や、恵まれたフィジカルで果敢に挑む姿は世界中のラグビーファンの心をつかんできました。

W杯では2度のベスト8入りを果たしていますが、直近6大会は決勝トーナメント進出を逃しています。

日本代表は直近2大会でサモアに連勝しており大会通算2勝1敗と日本が勝ち越していますが、今大会の前哨戦となった7月22日の札幌ドームでの対戦は22-24でサモアが勝利。通算対戦成績は日本代表の5勝12敗となり、9月4日現在の世界ランキングも14位の日本を上回る12位につけています。

そんなサモアにとって追い風になっているのが、2022年に施行された代表資格に関する規定の変更です。ある国の代表選手でも一定の条件を満たせば他国の代表に一度だけ変更できる、と規定が改訂され、元オーストラリア代表で日本でも活躍したSO(スタンドオフ)クリスチャン・リアリーファノ選手、元ニュージーランド代表のPR(プロップ)チャーリー・ファウムイナ選手、FL(フランカー)/No.8(ナンバーエイト)スティーヴン・ルアトゥア選手、SOリマ・ソポアンガ選手らワールドクラスの名手たちが新たにサモア代表に選ばれました。

大会直前の8月26日、世界ランキング1位のアイルランドとテストマッチを行い13-7で惜しくも敗れましたが、優勝候補を相手に堂々たる戦いぶりを見せたサモア。自信を胸に3度目の8強入りを狙います。

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