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阪神“9月初黒星” 11連勝でストップ 9回無死1、3塁も無得点で反撃ならず

2023年9月15日 21:49
阪神“9月初黒星” 11連勝でストップ 9回無死1、3塁も無得点で反撃ならず
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 広島6-5阪神(15日、マツダスタジアム)

前日、18年ぶりの優勝を決めた阪神は広島と大接戦を演じます。

阪神は初回、広島先発の床田寛樹投手から5番佐藤輝明選手、6番小野寺暖選手のタイムリーで2点を先制。しかし3回、プロ初登板となった2番手・門別啓人選手が広島打線に捕まり3失点を喫し、2-3と逆転を許します。阪神は5回、2番中野拓夢選手の内野安打、3番森下翔太選手のレフト前ヒットで1アウト1、2塁とします。このチャンスに4番大山悠輔選手が、床田投手のチェンジアップを捉え、レフトへのタイムリーヒットで同点。さらに佐藤輝明選手がライトへタイムリーヒットを放ち、4連打で4-3と逆転に成功しました。

ここからは一進一退の攻防。6回広島がマクブルーム選手のタイムリーで4-4の同点にすれば、7回阪神が小野寺選手のタイムリー2塁打でまたも勝ち越し。しかし広島も7回裏、小園海斗選手のタイムリーでまたも同点。試合は5-5で8回を迎えます。

その8回阪神は4番手・加治屋蓮投手が1アウト2塁のピンチを背負うと、暴投でランナーを3塁に進めてしまいます。その後代打・松山竜平選手にタイムリー安打を許し5-6とリードを許します。9回阪神は、3番森下選手の四球、4番大山選手のヒットで広島の栗林良吏投手から絶好のチャンスを作ることに成功。しかし5番佐藤選手が空振り三振、さらに1塁ランナーの大山選手が盗塁失敗でアウト。最後は小野寺選手が空振り三振でゲームセット。阪神の連勝は『11』でストップ。球団としての1946年以来77年ぶりとなる12連勝とはならず、9月12戦目で初黒星となりました。