【ラグビーW杯】高速アタックで強豪撃破 「アズーリ」イタリア、初の8強入りへ進化中
2023年8月日本戦でのイタリア代表(写真:PA Images/アフロ)
1987年の第1回大会に招待されて以来、イタリアは今回でラグビーワールドカップ全10大会連続10回目の出場を迎えます。欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」に参戦し始めてから四半世紀が経とうとしており、毎年強豪に揉まれてきましたが、6カ国の中ではまだ最下位が定位置。世界ランキングも13位(8月28日現在)と他の強豪国の後塵を拝しています。
ワールドカップはこれまで全ての大会で、予選プール敗退中。決勝トーナメントに勝ち進んだことはまだありません。今大会も同じプールに優勝候補のニュージーランドやフランスが控えており、初の8強入りへの道のりは険しいですが、ニュージーランド人のキアラン・クロウリーヘッドコーチが2021年に就任して以来、チームは年々進化しています。
伝統的な持ち味である屈強なFW(フォワード)による安定したセットプレーを起点に、BK(バックス)がニュージーランド仕込みのスピーディーなアタックで前進するスタイルをここ2年で確立しました。俊足FB/WTBアンジェ・カプオッツォ選手の活躍もあり、昨年は強豪ウェールズやオーストラリアを撃破。今年8月26日(現地)は日本にも快勝しました。
サッカー代表と同じ「アズーリ」の愛称で親しまれるイタリアは、隣国フランスの地で初の決勝トーナメント進出を目指します。
ワールドカップはこれまで全ての大会で、予選プール敗退中。決勝トーナメントに勝ち進んだことはまだありません。今大会も同じプールに優勝候補のニュージーランドやフランスが控えており、初の8強入りへの道のりは険しいですが、ニュージーランド人のキアラン・クロウリーヘッドコーチが2021年に就任して以来、チームは年々進化しています。
伝統的な持ち味である屈強なFW(フォワード)による安定したセットプレーを起点に、BK(バックス)がニュージーランド仕込みのスピーディーなアタックで前進するスタイルをここ2年で確立しました。俊足FB/WTBアンジェ・カプオッツォ選手の活躍もあり、昨年は強豪ウェールズやオーストラリアを撃破。今年8月26日(現地)は日本にも快勝しました。
サッカー代表と同じ「アズーリ」の愛称で親しまれるイタリアは、隣国フランスの地で初の決勝トーナメント進出を目指します。