11日、サッカーU-21日本代表候補が大学選抜とトレーニングマッチを行いました。

試合は35分×2本で行われ、今回が初招集、身長188センチの大型FW札幌・中島大嘉（なかしまたいか）選手は1本目に出場。

ノーゴールながらも持ち前の力強さを発揮し攻撃をけん引しました。

試合後、中島選手は「チームとして求められた役割はある程度できた」と話しました。

そして「正直めちゃめちゃ自信あります」と話す持ち味のヘディングについては「クロスのヘディングはもっと“大嘉”に（ボールを）あげれば何かをしてくれると思わせるプレーを（キャンプ中の）練習で見せていれば、今日もそういったチャンスがもっと来たと思う」と振り返りました。

中島選手のトレードマークとなっている坊主頭については出身の国見高校に対する“恩返し”の気持ちの表れといいます。

「国見高校時代に結果を残せなかったので恩返しというか。サッカーファンでない人にも、中島大嘉は坊主。なんで坊主なんだろう。国見（出身）なんや。そんな高校があるんだって思われるような活躍をしたい」と話しました。

しかし葛藤もあるようで、「髪伸ばしたくて、どういう風に髪を伸ばしていくかプランを練ってます。正直坊主嫌です」と笑顔で語りました。

またマンチェスター・シティーへの移籍が発表されたアーリング・ハーランド選手と比較され“和製ハーランド”と称されることについては「和製ハーランドとか言われているけど“中島大嘉”というブランドを確立したい」と話した上で「“地球製・中島大嘉”と話しているんですけど、親とかにはめちゃばかにされました」とパリ世代のエース候補ははにかんで答えました。