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ラグビー日本代表が数的不利も後半に意地の2トライ W杯前国内最終戦はフィジーに敗れる

2023年8月5日 21:14
◇リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ フィジー代表35-12日本代表(5日、秩父宮ラグビー場)

ラグビー日本代表が、9月のワールドカップ(W杯)フランス大会へ向けた強化試合で、フィジー代表に35-12で敗れました。

フィジーは過去W杯決勝トーナメントに2度進出。世界ランキングは日本の12位を上回る10位です。

前半、先に先制を許した日本はアクシデント発生。ピーター・ラブスカフニ選手のタックルがレッドカードとなり一発退場、1人欠く状態での戦いを強いられます。するとフィジーのスピード感と力強い攻撃の前に3つのトライを奪われ、日本は前半を無得点、21点差を付けられて折り返します。

後半に入ると数的優位のフィジーが猛攻。18分、タックルされてもオフロードパスをつないで一気にトライまで持ち込む『フィジアン・マジック』と呼ばれるパワフルな攻撃でフランク・ロマニ選手が中央を突破し、2つ目のトライを許しました。

それでも日本は長田智希選手がフィジーの守りの隙を突き、中央を突破。トライ目前まで運びディフェンス陣に阻まれましたが大きな歓声を起こします。すると31分、敵陣のスクラムからパスを受けたジョネ・ナイカブラ選手が意地のトライ。さらに37分には左サイドを攻め、セミシ・マシレワ選手が気迫のトライ。日本はW杯前国内最終戦を35-12でフィジーに敗れましたが、数的不利の状況で後半に意地をみせました。

今後、日本は26日にイタリア遠征でイタリア代表とW杯前最後の試合を行う予定です。
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