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【箱根駅伝予選会】ハーフマラソンランキング “学生最速”東京国際・エティーリが唯一の59分台 日本人トップは中央学院・吉田礼志

2024年10月18日 11:11
【箱根駅伝予選会】ハーフマラソンランキング “学生最速”東京国際・エティーリが唯一の59分台 日本人トップは中央学院・吉田礼志
東京国際・エティーリ選手(左)、中央学院・吉田礼志選手(右)【写真:日刊スポーツ/アフロ、アフロ】
◇第101回箱根駅伝予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)

全43校が参加する箱根駅伝予選会。ハーフマラソン(21.0975km)を走り、各校の上位10名の合計タイムで勝負。上位10校が、翌年正月の本選への出場権を獲得します。ハーフマラソンのエントリー有効期限内最高記録のタイムは以下になります。

【予選会出場選手ハーフラマラソン】
1位 59分32秒 リチャード エティーリ(東京国際2年)
2位 1時間00分11秒 アモス ベット(東京国際2年)
3位 1時間00分16秒 シャドラック キップケメイ(日本大2年)
4位 1時間00分17秒 デニス キプルト(日本薬科2年)
5位 1時間00分31秒 吉田礼志(中央学院4年)
6位 1時間00分32秒 デイビッド シュンゲヤネイヤイ(麗澤大3年)
7位 1時間00分46秒 ジェームス ムトゥク(山梨学院3年)
8位 1時間01分07秒 ブライアン キピエゴ(山梨学院2年)
9位 1時間01分09秒 浅井皓貴(順天堂大4年)
10位 1時間01分29秒 ジョセフ ムイガイ(平成国際大2年)
11位 1時間01分31秒 ピーター カマウ(国士舘大4年)
11位 1時間01分31秒 カマウ パトリック(上武大3年)
13位 1時間01分39秒 ジョンソン モゲニ(亜細亜大2年)
14位 1時間01分40秒 東泉大河(駿河台大3年)
15位 1時間01分49秒 海老澤憲伸(順天堂大4年)
16位 1時間01分56秒 スティーブン レマイヤン(駿河台大2年)
17位 1時間02分04秒 森川蒼太(流通経済大4年)
18位 1時間02分05秒 阿部陽樹(中央大4年)
19位 1時間02分06秒 山崎丞(日本体育大3年)
19位 1時間02分06秒 鈴木康也(麗澤大4年)
19位 1時間02分06秒 片川祐大(亜細亜大4年)

トップは今年の丸亀国際ハーフで、日本学生歴代記録を17年ぶりに更新したリチャード エティーリ選手(東京国際2年)。唯一の59分台を持つ絶対的エースが、今予選でもタイムを稼げるかがカギ。去年は、エティーリ選手の転倒もあり、チームも3秒差でまさかの予選会敗退。2年ぶり8回目の箱根駅伝本選へ、雪辱を果たせるか注目です。

またその他の留学生ランナーでは、シャドラック キップケメイ選手(日本大2年)、デニス キプルト選手(日本薬科2年)、ジェームス ムトゥク選手(山梨学院3年)らも予選会トップ候補。ハーフマラソンのタイム上位21選手のうち、12人が留学生ランナーとなっています。

日本人ランナーでは、唯一の1時間00分台を持つ吉田礼志選手(中央学院4年)が頭ひとつ抜け出ているタイム。2年連続24回目の出場を狙う中央学院大のエースが、日本人トップを狙います。ハーフマラソンのトップ21のうち、日本人選手は9人。体調不良やケガから復調してきた浅井皓貴選手(順天堂大4年)、チームの上位進出のカギを握る東泉大河選手(駿河台大3年)にも期待がかかります。

3年ぶりの予選会出場となる中央大学は、ルーキーイヤーから3年連続箱根駅伝を走っている阿部陽樹選手(4年)がチームトップ。エースの吉居駿恭選手(3年)ら一部主力が外れている中、トップ通過を目指します。3年、4年で14人のエントリーを全て埋めた日本体育大は、山崎丞選手(3年)がチームトップのタイムとなっています。