ヘタフェ久保建英「必要なことは全てやる」
サッカーのスペイン1部リーグ、ビジャレアルに期限付き移籍していた久保建英選手(19)が、同1部のヘタフェに期限付き移籍し日本時間18日、オンラインで入団会見に臨みました。背番号は5番に決定。
スペイン語で会見に応じた久保選手は「僕はまだ若いので少しでも試合に出場し、サッカー選手であることを感じる必要がある。だから環境を変えた、それ以外の理由はない」と移籍の経緯を語りました。
去年の夏にレアル・マドリードから期限付き移籍で加入したビジャレアルでは、リーグ戦で13試合に出場したものの無得点、先発出場は2試合にとどまり厳しいポジション争いを強いられてきました。
ヘタフェに加入後、デビュー戦となった12日のエルチェ戦(3-1)では、途中出場で2ゴールを演出。一度も練習に参加せず挑んだデビュー戦でチームの勝利に貢献し、圧倒的な存在感を見せた久保選手は「2ゴールに絡むことができて自信がついた」と振り返りました。
そして、ヘタフェでの目標について「チームを助け、目標を達成できるようにすること。そうすることで自分もサッカー選手として成長することができる」と意気込みました。
また、ヘタフェは前線でのプレスや、ハードワークの守備で走力が求められるチーム。待ち受ける厳しい練習について聞かれると「僕はサッカーをすることがこの世で何よりも好き、必要なことは全てやります。チームを助けるために全力を尽くします」と新天地での活躍を誓いました。
写真:アフロ