隔離中の錦織“全豪OP”へ「前を向く」
テニスの錦織圭選手(31)は18日、隔離中のホテルから自身の公式アプリを更新。「今まで経験したことのない過ごし方をしている」と、近況を報告しました。
2月8日に開幕する「全豪オープン」に向けて、錦織選手は、大会側が用意したチャーター機でオーストラリア入り。しかし、搭乗者の中で複数の新型コロナウイルス感染が確認されました。
錦織選手は検査で陰性でしたが、濃厚接触者として認定され、ホテルで完全隔離。さらに外出禁止で屋外練習もできない状況となりました。
隔離されている状況について錦織選手は、「ボールが打てないのと、走ることが難しいので、部屋の中でエクササイズしたり、自分のテニスの動画を見て、頭に入れています。少しでもテニスをしている気にさせているつもりなんですけど。最大限できるトレーニングをして部屋で過ごしています」と、明かしました。
錦織選手は、隔離期間が明けてすぐに開幕する「ATPカップ(2月1日~5日)」に出場、その後「全豪オープン」に臨む予定で「2週間、じっとしていた後にテニスの試合をするということはちょっとリスクしかないんですが、しょうがないので、前を向いて毎日過ごしていきたいと思います」と、試合に向けて意気込みを語りました。
(写真:錦織圭選手公式アプリ)