◇MLB ロサンゼルス・エンゼルス5-3テキサス・レンジャーズ(日本時間16日、グローブライフ・フィールド）

投手では6回2失点の好投で今季6勝目、打者ではメジャートップタイの第22号ホームランを放つなど、投打で大車輪の活躍を見せチームを勝利に導いた大谷翔平選手。

試合後の取材に応じると、「素晴らしいゲームで、首位のチームなので気持ちも入っていたのでなんとかいい結果につながって明日以降にも続けるかな」と振り返りました。

先発投手として2回まで無失点に抑えながら、1点リードの3回、2アウトランナーなしから3連打を浴び2失点、一時は逆転を許しました。

大谷選手は「（投球は）マシにはなっていたと思う。イメージよりもちょっと違うと思う部分はイニング間で確認していた」と明かし、「必ず波があると思うのでその波がきたときにいかに早く元に戻していけるか。もっともっと良い状態に持っていけるように工夫したい」と今後の課題を話しました。

一方、打者としては1点リードの8回、レンジャーズの2番手・ブロック・バーク投手から初球のスライダーを完璧にとらえると、試合を決定づける飛距離135メートルの特大2ランホームラン。自身の連続安打数を12試合と伸ばし、ホームラン数ではメジャートップタイとなる第22号を記録しました。

自身の打撃について「見え方がよいので結果もよいが、なるべくしてなっている感じがよい」と手ごたえを口にしました。

ア・リーグ西地区首位のレンジャーズ相手に4戦3勝と勝ち越したエンゼルス。「強いチームに最低限のゲームはつくれている。経験は生きている」と自己分析した大谷選手。日本時間17日からカンザスシティー・ロイヤルズとの3連戦に臨みます。