西武・源田が「神業」竹竿を真っ二つ
宮崎県南郷で行われている西武春季キャンプ2日目。キャプテンの源田壮亮選手(27)は、早朝練習で、およそ20メートル離れた距離から、幅約2センチの細い竹竿を狙うバッティング練習を行いました。
顔色一つ変えず、黙々と打ち続けること12分。源田選手の打球が竹竿に命中し、「パン!」という大きな音をたてて、真っ二つに折れました。竹竿の折れた箇所を確認すると、源田選手は顔をほころばせました。
この竹竿を使った練習は、昨年西武からメジャーリーグ・レッズに移籍した、秋山翔吾選手(32)を見て始めたという源田選手。「毎年やっていますが、しっかり打つ形を作って、どこのコースに来たボールも竹を狙って、センター返しをする。バットの出し方などを確認しながらやっています。(当たると)スッキリします」と話しました。
昨シーズンからキャプテンを務める源田選手は、2018年から3年連続で、ゴールデングラブ賞を獲得している守備の名手。「今シーズンは打率を上げ、守備だけではなくバッティングでもチームに貢献したい。優勝と日本一しか考えてない」と抱負を語りました。