WBC第1次ラウンドを4戦全勝で突破した侍ジャパン。16日に行われるイタリアとの準々決勝を控え、中村悠平選手が取材に応じました。

第1次ラウンドでは、10日の韓国戦と12日のオーストラリア戦でマスクをかぶった中村選手。韓国戦は無安打に終わったものの、オーストラリア戦では3打数3安打1打点をマークし、チームの勝利に貢献しました。

ここまで5打数3安打1打点という成績に「緊張感はあるが、その中でも自分のプレーができている。すごくほっとしていますし、自信にもつながっているのではと思います」と率直な心境を明かします。

また、イタリア戦で警戒する点について問われると「(イタリアは)左バッターが多い。(日本は)右ピッチャーが多いですし、どんな打ち取り方をしていくのかが、すごく大事になると思います」とコメントした中村選手。

「明日から、負けられない本当の戦いが始まる。僕らが目指しているのは世界一であり、そこまで(試合数は)残り3つ。3つのうちの最初の1つをしっかり勝ち切って、アメリカに行けるように頑張りたいと思います」と力強く意気込みを語りました。