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新型コロナで全豪前哨戦4日の全試合が中止

2021年2月4日 19:52
新型コロナで全豪前哨戦4日の全試合が中止

オーストラリア・メルボルンで行われているテニス・全豪オープンの前哨戦6大会で、4日に予定されていた全試合が中止となりました。試合には錦織圭選手(31)、大坂なおみ選手(23)が出場予定でした。

男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、一部の選手が宿泊しているホテルの従業員が、新型コロナウイルスに感染したことを発表。これを受け、4日に行われる予定だった、6大会全ての試合中止が決まりました。ホテルに滞在していた、500人を超える選手と関係者らは、検査で陰性が確認できるまで隔離されるということです。

この影響を受け、錦織選手が出場を予定していた国別対抗戦「ATPカップ」の、この日の試合が中止に。

錦織選手は、大会前にも、現地入りする際のチャーター機内で感染者が確認されたことで、2週間の隔離生活を強いられた中、3日に実戦復帰を果たしていました。また、女子の大坂なおみ選手は、「ギプスランド・トロフィー」の準々決勝に出場予定でした。各大会の今後の日程については、後日発表するということです。

その一方で、8日には、四大大会・全豪オープンが開幕予定。大会が開催されるメルボルンがある、ビクトリア州のアンドリュース首相は、「現時点では全豪オープンの開幕に影響はないが、変更になることもある」とコメントしました。

写真:AAP/アフロ

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