テニス女子で世界ランキング３位の大坂なおみ選手（２３）が２日、四大大会・全豪オープンの前哨戦でストレート勝ちを収めました。今シーズン初戦を勝利で飾り、全豪オープンに向け好スタートを切りました。

テニスの四大大会・全豪オープン（メルボルン・８日開幕）の前哨戦、ギプスランド・トロフィー（メルボルン）のシングルス２回戦が２日に行われ、世界ランキング３位の大坂なおみ選手（２３）が、同５３位のＡ・コルネ選手（フランス）に６－２、６－２でストレート勝ちしました。

この試合が今シーズン初戦となった大坂選手は、自慢の強打に加え、オフシーズンに練習してきたというドロップショットを織り交ぜた、緩急自在のプレーを披露。去年９月に２度目の優勝を飾った、四大大会・全米オープン以来の公式戦で、第１セット、第２セット共に２つのブレークを奪い、一度もブレークを許すことなく快勝しました。

２年ぶり２度目の優勝を目指す全豪オープンに向け、前哨戦で好発進した大坂選手は、「皆さんの前でプレーできて良かったです。見に来てくれてありがとうございます。去年の全米オープン決勝以来の試合でとても緊張しましたが、新年だし、より良いプレーを続けられるといいです」と語りました。

写真：ＡＦＰ／アフロ