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「100点以上」渋野が首位と1打差好発進

2020年12月11日 20:45
「100点以上」渋野が首位と1打差好発進

ゴルフの全米女子オープンで海外メジャー2勝目を狙う渋野日向子選手(22)が、首位と1打差の2位タイで好スタートをきりました。

新型コロナウイルスの影響で6月から延期になっていたメジャーの年内最終戦、全米女子オープン(米・テキサス州)が10日に開幕し、日本勢は過去最多の19人が出場しました。

昨年の全英女王で初出場の渋野選手は前半13番、傾斜のある難しいグリーンを読み切り、約8mのパットを沈めて1つ目のバーディー。直後の14番ではボギーをたたきますが、後半の1番、約6mのバーディーパットを正確に沈めました。

さらに5番では、第3打をピンそばにつけバーディーとすると、続く6番では約10mのロングパットをねじ込み4つ目のバーディー。初日は4バーディー1ボギーの3アンダー、2位タイで好スタートをきりました。

ホールアウト後には「(自己採点)100点以上です」と充実した表情で語り、「自分でも出来すぎなくらい本当に安定したゴルフが全部できていたかなと思います」と初日を振り返りました。

さらに2日目の意気込みを聞かれると「あしたは本当に悪天候なので、耐えに耐えまくるしかないなと思っています」と笑顔を見せました。

一方、この大会2度目の出場となる笹生優花選手(19)は、4バーディー2ボギーの2アンダーで5位タイ。米ツアー3勝の畑岡奈紗選手(21)は、イーブンの24位タイから初のメジャー制覇を狙います。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ