沖縄でキャンプ中の巨人は２２日、紅白戦を行い、新戦力の梶谷隆幸選手（３２）が移籍後初めて実戦に登場。初盗塁を決めました。

２２日の紅白戦では、坂本勇人選手（３２）・丸佳浩選手（３１）ら、「Ｓ班」として調整してきた主力組が、今季初めて実戦に登場。梶谷選手も、「Ｓ班」が主体となった白組の１番で先発出場し、３回の第２打席に四球で出塁すると、続く坂本選手の打席ですかさず盗塁を決めました。

試合後には、「行けそうだな？と思って走りました」と事前の作戦ではなく、体の反応で走ったことを明かした梶谷選手。「初めてにしてはボールもよくみえてた。あとは一発で仕留められるように、徐々に状態を上げていきたい。悪くないとは思う」と、落ち着いた様子で初実戦を振り返りました。

また、巨人の雰囲気について聞かれると、「凄い明るいチームだなと感じた。外からみるのとは違うジャイアンツの色がみえて、楽しくやらせてもらっている」と笑顔で話しました。

昨年の入団会見では、原監督が「私の理想は、１番梶谷・２番坂本・３番丸・４番岡本」と話していましたが、２２日の白組はまさにその打順。

「打線の流れもある。積極的に行くところは行きますし、みなきゃいけないところはみるし。やらしいバッターというか、そういうのを目指していきたい」と話した梶谷選手。新シーズンへ向けた準備は、着々と進んでいます。