G戸郷「色々試して」初実戦3回無失点
“先発の柱”と期待される巨人のプロ3年目・戸郷翔征投手(20)が初の対外試合に登板し、3回を無失点に抑えました。「色々試しながらやった」と、手応えを口にする一方で「もっと自分に厳しく」と、更なる向上心をみせました。
◆練習試合 巨人7―1DeNA
(沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人の戸郷翔征投手が28日、DeNAとの練習試合に先発。初の対外試合で3回を2安打2四球、2奪三振の無失点に抑えました。
DeNAとの開幕2戦目(3月27日)に先発することがすでに内定している戸郷投手。初回と3回にランナーを背負いますが、自慢のストレートとフォークに加え、新球種のツーシームを効果的に使い無失点に抑えました。
オフからのテーマであったストレートの質など、「色々試しながらやった」という初実戦。
戸郷投手は「手応えに関しては、実戦初めてにしては良かった。まっすぐの質はもっと練習が必要かなと思ったが、変化球のキレは良かったかなと感じた。これから質を落とさないようにやっていきたい」と、冷静に振り返りました。
去年9勝をあげ、首脳陣から“先発の柱に”と期待される戸郷投手。投手陣を引っ張る覚悟を示すプロ3年目は、「去年と同じようにしていたら結果は出ないと思う。もっともっと自分に厳しくした中で、いい調整をして開幕を迎えられればと思います」と、更なる高みを見据えていました。