ジャンボの弟子・西郷真央 -8で首位発進
約1年3か月ぶりに有観客で開催された国内女子ゴルフツアーの初戦、「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」(沖縄・琉球GC)。
大会初日の4日、プロ通算113勝を誇るジャンボ尾崎さん(74)の教え子、19歳プロ2年目の西郷真央選手(大東建託)がツアー自己ベストの「64」をマークし、単独首位発進となりました。
西郷選手は、パー4の2番で最初のバーディーを奪うと、3番ではチップインバーディーを決めます。また4番・5番ではピンそば1mに落とすショットで、それぞれバーディーを奪い、序盤で4連続バーディーを決めました。
その後の7番でもピンそば1.3mの位置につけ、バーディーを奪うと、8番では13mのロングパットを沈め、前半9ホールを6アンダーで折り返します。
後半ホールでもパー4の12番でバーディーを奪うなど、勢いが衰えない西郷選手。17番では、この日初めてのボギーとなりましたが、最終18番では残り220ヤードの第2打をグリーンに乗せ、自身プロ初のイーグルを奪いました。
西郷選手は自身のツアー記録を3ストローク縮める、8アンダーの「64」で初日を終えました。
プレー後には、「そこまで気負いせずに楽しくプレーして、結果的にスコアを伸ばせて良かった。オフ期間に飛距離アップを図ったのと、今日はパッティングが良かった」と、好スコアの要因を明かし、「拍手やナイスプレーと声をかけてくださって、楽しくプレーができた」と、プロとなって初めての有観客試合の実感を語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真左=尾崎将司氏・2014年撮影
写真右=西郷真央選手・2020年NEC軽井沢72ゴルフトーナメント