バレー石川13得点「勝つチャンスある」
イタリアで行われているスーパーリーグ・プレイオフ予選ラウンド第3戦で、日本代表のエース、石川祐希選手が所属するパワーバレー・ミラノがホームでヴェローナを3-0で破り、準々決勝進出を決めました。
リーグ戦の最終順位を決定するプレーオフ。今季は従来とは異なり、レギュラーシーズン上位5チームは予選なしで決勝ラウンドへ。6~11位の6チームは予選ラウンド3試合を戦い、2勝を挙げた3チームのみが、トップ5が待つ決勝ラウンドへ進出します。
シーズン順位8位のミラノは同9位のヴェローナと対戦。プレーオフ第1戦をミラノが勝利するも、第2戦ではヴェローナに敗戦を喫し、1勝1敗。この日の第3戦で勝った方が本戦進出となる大事な一戦です。
試合は序盤からミラノがリードします。第1セットを先取し順調な滑り出しをみせると、第2セットは6-11から逆転。第3セットは最大8点差をつけられるも大逆転で勝利。
石川選手もチーム2位の13得点をあげるなど、終わってみれば3-0のストレート勝ち。ヴェローナを破り準々決勝進出を決めました。次戦はレギュラーシーズン首位の強豪ペルージャに挑みます。
石川選手は次戦のペルージャ戦に向けて、「僕たちも勝つチャンスはありますし、この良い雰囲気で臨んでいければ勝利は全然あると思っているので、まずどんな状況でも自分たちのプレーを、アグレッシブにプレーし続けることだけを考えて戦っていきたいと思います」と話しました。
写真:Powervolley Milnano