八村「あの日を忘れない」特別な日に奮闘
バスケットボールNBA、ウィザーズの八村塁選手(23)が東日本大震災から節目の10年となった日本時間11日、チームの公式SNSでメッセージ動画を公開しました。
「今日で東日本大震災から10年がたちました。僕はまだその時13歳でしたが、あの日のことを覚えています」と、当時の状況を振り返りました。続けて「高校時代は地震と津波の影響を受けた仙台に進み、渡米するまでの3年間を過ごしました」と、コメント。
2013年、中学卒業後に地元・富山を離れ仙台の明成高校(現・仙台大学附属明成高校)に進んだ八村選手はウインターカップ3連覇、インターハイ初優勝に貢献するなど輝かしい成績を収めました。
「今日いろんな思いを持ってこの日を迎えている人多いと思いますが、僕もあの日を忘れません」と語り、震災への思いを寄せました。
そして、八村選手はこの日スタートしたシーズン後半戦、グリズリーズ戦に先発出場。チームは112-127で敗れ連勝を逃しましたが八村選手は11得点6リバウンドをマーク。5試合ぶりに2桁得点を挙げ“特別な日”に奮闘しました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
※写真は2021年2月