ワリエワは「もう異次元」転倒もフリーで2位に30点差以上 2度の4回転に成功
◆北京五輪・大会4日目(2月7日)フィギュアスケート団体女子シングル・フリー
ロシアオリンピック委員会(ROC)の15歳カミラ・ワリエワ選手が6日のSPに続き、フリーでも驚異的な演技をみせました。
まずは2種類の4回転ジャンプ。最初の4回転サルコウはこの日最高の出来栄え点(GOE)4.02を獲得します。さらに4回転トウループ―3回転トウループのコンビネーションも成功させました。
後半の4回転トウループでは軸がぶれ、転倒しますが、その後はミスのない滑り。演技終了直後には膝をついてうつむき、転倒に悔しさをにじませました。
またワリエワ選手の転倒に、SNS上では「初めて見た」と驚きの声が。それでも他を圧倒する演技に対し、「もう異次元」、「15歳と知って震えてる」など絶賛のコメントが多く上がっていました。
6日のSPに引き続いての出場となりましたが、178.92と高得点をマーク。ワリエワ選手の活躍もあり、ROCがフィギュア団体で金メダルを獲得しました。