大谷&今永快挙、佐々木&菅野メジャー挑戦もイチロー氏「25年後にこんなに日本人選手少ないのか」日本球界への思いぶつける
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イチロー氏とメジャーで活躍する左上から大谷翔平選手、今永昇太投手、メジャー挑戦する左下から佐々木朗希投手、菅野智之投手(写真:AP/アフロ)(写真:アフロ)(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
MLB・マリナーズなどで活躍したイチロー氏が日本時間22日、アジア人初となるアメリカ野球殿堂入りに選出。現在の日本球界について自身の思いを語りました。
「トルネード投法」で知られる野茂英雄氏や、“大魔神”の愛称で親しまれた佐々木主浩氏など投手陣がメジャーで結果を残してきた中、2001年に日本人野手として初めてメジャーに挑戦したイチロー氏。「僕が何を担ったかは分からないですけど、初めての野手としての覚悟を持ってプレーしたことは事実」と当時を振り返りました。
昨季は、ドジャースの大谷翔平選手がMLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50-50」を達成し、カブスの今永昇太投手が1年目から15勝を挙げるなどメジャーの舞台で日本人選手の活躍が見られました。今オフにも佐々木朗希投手、菅野智之投手らが海を渡りましたが、イチロー氏は「今、日本人選手の活躍はあるんですけど、今年で僕が初めて(メジャーに)来て25年になる。感覚的にはまだまだ少ないです。25年後にこんなに少ないのかという感触」と自身の思いを吐露しました。
「南米系の選手、どのチームだっているじゃないですか。なんだったらアメリカ人よりも感覚的に多い。実際の数はいないですけど。そこまで到底及んでいないですよね。あまりにも進み方が遅いというのが僕の感触です。各チームに最低1人、2人いるくらいになっているんじゃないかと期待していました。でも、全くそこまで届いていない。これは僕の感想です」と自身の思いをぶつけました。
「トルネード投法」で知られる野茂英雄氏や、“大魔神”の愛称で親しまれた佐々木主浩氏など投手陣がメジャーで結果を残してきた中、2001年に日本人野手として初めてメジャーに挑戦したイチロー氏。「僕が何を担ったかは分からないですけど、初めての野手としての覚悟を持ってプレーしたことは事実」と当時を振り返りました。
昨季は、ドジャースの大谷翔平選手がMLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50-50」を達成し、カブスの今永昇太投手が1年目から15勝を挙げるなどメジャーの舞台で日本人選手の活躍が見られました。今オフにも佐々木朗希投手、菅野智之投手らが海を渡りましたが、イチロー氏は「今、日本人選手の活躍はあるんですけど、今年で僕が初めて(メジャーに)来て25年になる。感覚的にはまだまだ少ないです。25年後にこんなに少ないのかという感触」と自身の思いを吐露しました。
「南米系の選手、どのチームだっているじゃないですか。なんだったらアメリカ人よりも感覚的に多い。実際の数はいないですけど。そこまで到底及んでいないですよね。あまりにも進み方が遅いというのが僕の感触です。各チームに最低1人、2人いるくらいになっているんじゃないかと期待していました。でも、全くそこまで届いていない。これは僕の感想です」と自身の思いをぶつけました。
最終更新日:2025年1月22日 15:20