来年の北京五輪の国・地域別出場枠をかけたフィギュアスケートの世界選手権（スウェーデン・ストックホルム）が現地時間２４日に開幕。無観客の中、行われた女子ショートプログラムで紀平梨花選手（１８）が７９．０８点をマークして２位に入り、初の世界一へ好スタートを切りました。

最終滑走で演技に臨んだ紀平選手は、冒頭のトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を含む全てのジャンプを着氷させます。ステップ、スピンでも最高評価のレベル４を獲得。大きなミスなく演技をまとめ、首位のアンナ・シェルバコワ選手（１６＝ロシア）との差は１．９２。勝負のフリーで逆転優勝を狙います。

坂本花織選手（２０）は７０．３８点で６位、宮原知子選手（２２）は冒頭のジャンプで転倒するなどミスが響き５９．９９点で１６位スタートとなりました。

■女子ショートプログラム成績
１位　　Ａ・シェルバコワ（ロシア）　８１．００
２位　　紀平梨花　７９．０８
３位　　Ｅ・トゥクタミシェワ（ロシア）　７８．８６
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６位　　坂本花織　７０．３８
１６位　宮原知子　５９．９９


写真：Ｒａｎｉｅｒｏ　Ｃｏｒｂｅｌｌｅｔｔｉ／アフロ