照ノ富士優勝 大関復帰へ「ホッとした」
28日、大相撲春場所千秋楽が両国国技館で行われ、およそ3年半ぶりの大関復帰が期待される3敗の関脇・照ノ富士は4敗の大関・貴景勝との一番。照ノ富士は貴景勝に勝てば優勝が決まり、一方で貴景勝が勝った場合、複数力士による優勝決定戦に持ち越されます。
立ち合い、勢いよく飛び込んだ貴景勝に土俵際まで押し込まれますが、踏ん張った照ノ富士は力強く押し返し、そのまま照ノ富士が押し出しで勝利。12勝を挙げ昨年の7月場所以来4場所ぶり3度目の優勝を飾りました。
膝のけがや病気に悩まされて一時は序二段まで番付を下げていた照ノ富士。完全復活を印象付けた昨年7月場所以来、3度目の優勝となった照ノ富士は「ホッとしてます。みなさんのおかげでこうやって元の位置に戻ることができました」と優勝の喜びと感謝を語りました。
28日、日本相撲協会は照ノ富士の大関再昇進を検討する臨時理事会の招集を決定していて、そこで承認されると、照ノ富士の大関再昇進が正式に決定します。