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東京五輪世代 アルゼンチンにリベンジ成功

2021年3月29日 23:25
東京五輪世代 アルゼンチンにリベンジ成功

29日、東京オリンピックに向けて、北九州スタジアム(福岡・北九州市)で、24歳以下の日本代表が24歳以下アルゼンチン代表と対戦し、板倉滉選手(DF・24)の2得点を含む3対0で快勝し、0-1で敗れた前回26日の試合のリベンジに成功しました。

日本は、スタメンを久保建英選手(MF・19)、板倉選手以外の9人のメンバーを変更し、29日のアルゼンチン戦に挑みました。

試合は開始早々から、久保選手、相馬勇紀選手(MF・24)、田中碧選手(MF・22)を中心にアルゼンチンゴールに何度も迫りますが、得点にはつながりません。

スコアが動いたのは前半45分でした。瀬古歩夢選手(DF・20)のロングパスで抜け出した林大地選手(FW・23)が、華麗なトラップから右足で冷静にゴールに流し込み、先制に成功します。

後半に入っても日本の勢いは止まりませんでした。後半23分には久保選手のコーナーキックから、板倉選手が打点の高いヘディングで追加点を決めます。さらにその5分後にも、再び久保選手からのコーナーキックに、板倉選手がヘディングで合わせてこの日2点目。

試合は、このまま3点のリードを守り切った日本がアルゼンチンに勝利。26日に負けた相手に、雪辱のリベンジを果たしました。

試合後、2得点の板倉選手は、「(1試合で)2得点取れることある?」と喜びを爆発させました。板倉選手の2得点をアシストした久保選手は、「板倉選手は(1試合)2得点取ることはないので喜びを噛み締めてほしい」と笑いながら話し、チームの仲の良さをアピールしました。

24歳以下日本代表は、7月の東京オリンピック本大会に向け、18人の登録メンバー選考をかけ、厳しいメンバー争いが待ち受けています。

写真:森田直樹/アフロスポーツ