サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の岩渕真奈選手（２８＝アストンビラ／イングランド）は７日、東京五輪イヤー最初の代表戦を翌日に控え、オンラインで会見を行いました。

なでしこジャパン（ＦＩＦＡランキング１０位）は、８日に約１年１か月ぶりの代表戦となるパラグアイ戦（同４７位、宮城・ユアテックスタジアム仙台）と、１１日にパナマ戦（同５９位、東京・国立競技場）に臨みます。

１８人が選ばれる東京五輪の代表メンバー入りへ、貴重なアピールの場ともなる２試合。岩渕選手は、「１年の成長をチームとしてしっかり出して、内容・結果ともにいいものを得て、さらにステップアップできたらいい」と、意気込みを語りました。

また、今回は主将の熊谷紗希選手（３０＝リヨン／フランス）がクラブ側の要請で招集外に。１０年以上にわたり代表で活躍する経験豊富な岩渕選手は「チームを引っ張れる存在でありたいし、頼ってもらえるように結果をしっかり出していきたい。（熊谷）紗希がいない中でリーダーシップを取っていきたい」と、自覚を口にしました。

そして、金メダル獲得を掲げる東京五輪に向けては、「（年齢的に）一番いい時期だと思っていたので、今まで得た経験をぶつけられる大会にしたい」と大舞台を見据えました。

写真：アフロ