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なでしこ高倉監督「光になれるよう」

2021年4月21日 22:18
なでしこ高倉監督「光になれるよう」

21日、東京オリンピックのサッカー女子の組み合わせ抽選会が行われ、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)はグループEに入り、カナダ、イギリス、チリと対戦することが決定しました。

組み合わせ決定後、会見を行った高倉麻子監督は、報道陣から印象を聞かれると「カナダもイギリスもよく対戦はしているので、大体チームの核になる選手やスタイルはわかっている。逆に相手も自分たちのことはわかっていると思います。チリに関しては多くの情報はないが、南米ですのでテクニックの高い選手がいると思います」とコメント。

同組で最も強豪と予想されるイギリスについて、高倉監督は、「イギリスが持っていて私たちが持っていないものは、ゴール前の爆発力であったり、ゴールに向かう力強さ。逆に上手さであったり、ボールを奪う技術や崩しのアイデアは、日本は負けていない。相手が長い刀を持っているとすると私たちは短刀。懐に入って差し込んでいけたらいいなと思う」と話しました。

前回大会では五輪出場を逃した日本女子サッカー。高倉監督は、五輪出場にあたっての準備について「前回オリンピックを逃して、選手含め関係者の落胆は非常に大きかったですし、その悔しさを忘れていないので、まず大会に出るにあたっては喜びと責任をチーム全員が背負って戦わなければいけないと思う」と覚悟を語りました。

五輪での目標について聞かれた高倉監督は、「東京オリンピックはいろんなことあっての大会になりますけど、メダルを取って、女子サッカーのみならず、勇気を持ってみんなが前に進めるような、光になれるような戦いをしていきたいと思います」と話しました。

日本は7月23日の開会式にさきがけ、21日にカナダとの初戦(北海道)が行われ、24日にイギリス(北海道)、27日にチリ(宮城)と対戦します。

写真:千葉 格/アフロ

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