ヘタフェ久保 古巣のバルサ戦で存在感
日本時間23日、スペイン・リーガエスパニョーラ、第31節バルセロナ対ヘタフェが行われました。
ヘタフェの久保建英選手は、2011年から4年間、バルセロナの下部組織カンテラ(ラ・マシア)でプレー。古巣との直接対決で久保選手は、左サイドハーフで2試合ぶりに先発出場を果たします。
試合開始8分、バルセロナのFWリオネル・メッシ選手のゴールで先制を許したヘタフェ。それでもその直後、右サイドからのクロスにゴール前で久保選手が合わせます。
しかし、これは相手DFに寄せられ惜しくも枠を外れます。それでも前半12分。久保選手が長い距離のドリブルで左サイドを駆け上がると、パスをつなぎ、最後はククレジャ選手のクロスにアンヘル選手がシュート。これが相手に当たりオウンゴール。久保選手のチャンスメークからゴールが生まれます。
さらに後半22分。久保選手は左サイドの高い位置でボールを奪うと、ドリブルからゴール前へクロス。反応したFWエネス・ウナル選手が倒されPKを獲得。このPKをウナル選手がしっかりと決め、ヘタフェが2点目を奪います。
久保選手はその後、中盤で相手のチャンスの芽をつぶすなど守備でも奮闘。試合は2対5で敗れ、自身にゴールはなかったものの、2ゴールの起点となり、今シーズン初のフル出場。攻守にわたって存在感を示しました。
写真:ロイター/アフロ