男子体操最高難度!“シライ超え”大技認定
国際体操連盟は2019年の世界選手権金メダリスト、ニキータ・ナゴルニー選手(24・ロシア)が4月の欧州選手権で成功させた、ゆか競技の「後方屈身3回宙返り」を男子では最高難度となるI難度の新技「ナゴルニー」と認定したことを発表しました。
新技は主要国際大会で初めて成功させた選手の名前がつけられ、これまで男子体操の最高I難度は宮地秀享選手(26)が鉄棒で成功させた「ミヤチ」一つのみ。また、ゆか競技の中では白井健三選手(24)の名前がつく「シライ3」など、H難度が最高でした。
ナゴルニー選手はSNSで「自分の名前が入った技は私の夢でした」とコメントしています。
男子体操で二つ目のI難度に認定された「ナゴルニー」を成功させたナゴルニー選手は、2019年の世界選手権では金メダルを三つ獲得しており、体操ニッポンのライバル・ロシアのエース選手です。
写真:AFP/アフロ
※写真は2019年体操世界選手権時