シブコ超えVへ 19歳西郷2位で最終日へ
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8日、2021年の女子ゴルフ国内メジャー初戦、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップが、茨城ゴルフ倶楽部・東コースで大会3日目を迎えました。
今季プロデビュー西郷真央が首位と3打差の2位タイで終え、大会史上最年少優勝へ、最終日につなげました。
首位と1打差の2位タイからスタートした19歳の西郷真央(まお)選手。7番でこの日初めてのバーディーを奪い、前半で1つスコアを伸ばし、後半ホールに臨みます。しかし、後半の10番、11番と1メートルのバーディーチャンスを連続で外し、なかなかスコアを伸ばせません。さらに直後の12番では、「バーディーチャンスを外して動揺した」と、痛恨の3パットでボギーとし、スコアを落としてしまいます。
その後もスコアを伸ばせず、最終18番でようやく4メートルのバーディーパットを決め、バーディーフィニッシュ。決まった瞬間、ガッツポーズを見せ「よかった」とつぶやき、安堵(あんど)の表情を見せました。
この日、2バーディー1ボギーとスコアを1つ伸ばし、トータル9アンダー。首位と3打差の2位タイにつけました。
この大会の最年少優勝記録は、2019年に優勝した渋野日向子選手の20歳178日。9日の最終日、西郷選手が逆転優勝すれば、19歳213日と最年少優勝記録を塗り替えます。
■写真:日刊スポーツ/アフロ