【男子バレー】高橋藍のイタリア生活に密着 “異次元の人気”に肉体改造「高さ&パワー負けをしなくなってきた」
今年5月日本のサントリーサンバーズに入団した高橋選手は、3シーズンイタリアのバレーを経験。帰国後には「イタリアでプレーしてきて、新しい経験もできましたしバレーボールにおいて自信を持って帰ってこられた」と話していました。
サンデーPUSHスポーツが、イタリアでの高橋選手の自宅を訪れると、その中は『白』を基調とした部屋。
「超シンプルだと思います。家具はこだわりたいなぁとか思うんですけど、チームに用意してもらった部屋なので」と語った高橋選手。出迎えてくれた格好は全身高級ブランドの「DIOR」で包まれていました。「これDIORの靴です。去年パリオリンピック決めた時にかわいいなと思って買いました、20万円近くしたと思います。ネックレスもディオール。ずっと着けています。バレーの試合中も」と、身に付けるもののこだわりを明かしてくれました。
イタリアNo.1クラブを決めるプレーオフ決勝では、会場に入ると高橋選手の等身大パネル。そしてグッズショップにあったユニホームには、高橋選手の名前を漢字で表記。高橋選手のグッズはチーム最多、4種類が販売されていました。
グッズショップの店員は「今季ホームゲーム用の藍のユニホームがどの選手より20~30倍売れています。今季は高橋のおかげで売り上げが通常の300%に増えました」さらにチームの広報も「藍の人気は異常です。彼の取材対応で休みが全然取れないんです。正月もクリスマスの週も全部仕事でした」と海外でも絶大な人気を得ていることを語ってくれました。
そしてイタリアの地で活躍するために参考にしていたのが、日本代表キャプテンであり、イタリアで9年間プレーする石川祐希選手でした。
「食事やウエイト、体のケアに関して話したり聞いたりしてますね」と語った高橋選手。食事を見てみると「ブロッコリーは絶対食べるって決めている。ビタミン摂って、あとはチキンや魚。僕はバナナは1日1本は必ず食べていますね。試合中も食べます」と言います。
さらに石川選手から学び、週3回のハードなウエートトレーニングを取り入れることで、体重も増加。「最初イタリアに来た時は72キロとかでガリガリだったなと。今は84キロくらいあるので。筋力も上がっていた分、高さ負けパワー負けをしなくなってきた。確実にスパイク力が上がっているとは思う」
その高橋選手が来シーズン、日本でプレーすることを決意。「日本では野球・サッカーがメジャーなスポーツである中で、バレーボールもそこに並び、越えていく夢のあるスポーツにしていきたい。子供たちがやりたいって思えるようなバレーボールにしたい」と夢を語りました。