◇プロ野球セ・リーグ DeNA3-1中日（8日、横浜スタジアム）

2試合連続完封勝利中のDeNAは投打がかみ合い、今季初対戦の中日を破り3連勝を収めました。

この日の先発は、昨年9月13日の中日戦で来日初勝利をあげたガゼルマン投手。2回に龍空選手、6回にはビシエド選手のバットを折るなど、随所でツーシームが威力を発揮し、6回1/3を投げ、1失点の好投を見せます。

そのガゼルマン投手はバットでもチームに貢献。1点を追う5回、2アウト3塁のチャンスで右中間を破る同点タイムリーツーベースをマーク。これが来日初ヒットとなったガゼルマン投手、大谷翔平選手顔負けの“二刀流”で活躍を見せました。

この活躍に三浦大輔監督も、「今日はゾーンの中で動かしながら良さを出した。（打撃も）本当にナイスバッティングでした」と称賛しました。

一方、打線では開幕から全試合でヒットを放っている宮崎敏郎選手が6回に第3号勝ち越しソロホームラン。さらに8回、2アウト3塁で関根大気選手がセーフティーバントを決め、ランナーが生還し追加点。関根選手はこの試合4安打の固め打ちで、規定打席未満ながら打率.500に到達。好調をキープする両選手の活躍もありDeNAは3勝4敗、借金を“1”に減らしました。