森保監督「絶対的な戦力」OA枠3人に期待
サッカーの東京五輪強化試合となるU-24ガーナ戦(6月5日・福岡)、ジャマイカ戦(12日・愛知)に向け、U-24日本代表メンバー27人が20日に発表されました。
久保建英選手(19)らが選出された他、五輪本番を見据えた「オーバーエイジ(OA)枠」にはDF吉田麻也選手(32)、DF酒井宏樹選手(31)、MF遠藤航選手(28)の3人が名を連ねました。
OA枠3選手の選考について、森保一監督は、「全てのポジションでリストアップした」と経緯を明かし、「守備的なポジションをこなす選手たちではあるが、ディフェンスラインから攻撃を仕掛けようという時に攻撃の部分も担ってもらえる、支えてもらえるということが攻守両面でできる選手で考えた。彼らがリーダーシップをとってくれて安定して戦うことで、経験の浅い五輪世代の選手が自分たちのプレーを発揮できるように、ということで決めた」と説明しました。
A代表、そして五輪経験もある3選手への期待は大きく、「絶対的な戦力。プレーでチームに貢献できる、またプレー以外のところでも背中で示してくれる。若い選手、経験の浅い選手たちとコミュニケーションをとりながら、彼らの成長を促してくれるOAの3人だと思っている」と語りました。
OA枠を含め、東京五輪の登録メンバーは18人。森保監督は、「今回の6月の活動は基本的な五輪に向けての選考の場と同時に、OAの選手含めて強化の場と考えている。選ばれるためにこれまで積み上げてきたものを全て6月の活動で発揮してもらいたい」と選手たちに更なるアピールを求めました。
写真:アフロ/アフロスポーツ