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福岡堅樹「何一つ後悔ない」現役最後に優勝

2021年5月23日 16:34
福岡堅樹「何一つ後悔ない」現役最後に優勝

◆ラグビー日本選手権兼トップリーグプレーオフトーナメント決勝 パナソニック31ー26サントリー(23日・秩父宮ラグビー場)

ラグビー元日本代表でパナソニックの福岡堅樹選手(28)が現役最後の試合で、チームを日本一へと導き有終の美を飾りました。今シーズン限りで現役を引退し、順天堂大学の医学部で医師を目指す福岡選手は、日本選手権決勝で先発フル出場。前半30分にはトライを挙げ、パナソニックの優勝に貢献しました。

現役最後の試合で自身初の優勝に輝き「最後ということは考えずに目の前の1プレー1プレーを後悔しないようにプレーしようと心に決めてプレーをしていた中で、最後に結果として優勝で終わることができた。唯一自分自身がラグビーの中でやり残したこと、パナソニック・ワイルドナイツでの優勝を最後に勝ち取ることができて、本当に何一つ後悔なく次の道に進めると思います」と胸を張りました。

さらに福岡選手は、「トップレベルでスポーツをやってきた経験、ラグビーをやってきた経験は今後生きていく中でも誰にも負けない最高のアドバンテージになると思うので、しっかりと生かして最高の道を進んでいけるように目の前の一歩一歩を進んでいきたいです。まだ何科になるかはこれからしっかり学んで決めていこうと思いますが、しっかりと患者さんと心から向き合えるような、人生に向き合っていけるような心に寄り添えるドクターになれるように一歩一歩努力を続けていきたいと思います。」と、医師としての第二の人生に向けての決意も語りました。


写真:森田直樹/アフロスポーツ

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