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照ノ富士 夏場所V「いつもよりうれしい」

2021年5月23日 20:16
照ノ富士 夏場所V「いつもよりうれしい」

◆大相撲・夏場所千秋楽 優勝決定戦(23日、両国国技館)

大関返り咲きを果たした照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が優勝決定戦で貴景勝(24=常盤山)との大関対決を制し、2場所連続4度目の賜杯を手にしました。

本割では結びの一番で貴景勝に敗れていた照ノ富士。それでも「いつも通りやっていることを信じて、土俵に上がった」と、切り替えて臨んだ決定戦では、貴景勝の動きを冷静に見て、はたき込みで破り雪辱を果たしました。

大関としては初めてとなる優勝に「そんなに変わった感覚はないんですけど、いつもよりはうれしかった感じはある。一日一番の気持ちで土俵をつとめていたので、それがこうして優勝につながった」と振り返りました。

“綱取り”のかかる来場所へ向けては「(横綱に)なりたいからと言ってなれるわけでもない。一生懸命頑張って最後まで自分の力を絞りましたって胸を張って歩きたい。今まで通りやってもだめだと思うので、これ以上努力していきたい」と意気込みました。