バレー女子 ライバル韓国にストレート勝利
イタリア・リミニでバレーボールの国際大会、ネーションズリーグの第3戦が行われ、女子日本代表がアジアのライバル・韓国代表と対戦しました。日本は3対0でストレート勝利し、開幕から3連勝となりました。
第1セット、第2セットは終始日本がリードする展開になりました。副キャプテンの古賀紗理那選手、さらに男子日本代表のエース・石川祐希選手の妹、石川真佑選手のスパイク、サーブがさえ渡り、一度も韓国にリードされることなく日本が2セットを連取します。
第3セットは、後が無い韓国の反撃を受けます。日本はサーブレシーブを崩され、うまく攻撃に繋げられません。さらに韓国のエース、192センチのキム・ヨンギョン選手が強烈なスパイクやサービスエースを決め、一時6点差までリードを広げられます。
このピンチに奮起したのは、エース・黒後愛選手。相手のブロックをはじき飛ばす力強いスパイクを決め、さらに空いたスペースを見極め、冷静にフェイントで得点します。奥村麻依選手のブロック、籾井あき選手のサービスエースも飛び出し、日本が5連続ポイントで韓国を追い上げます。
先にセットポイントを握ったのは韓国でしたが、奥村選手がキム・ヨンギョン選手のスパイクをブロックし24対24の同点に。最後は古賀選手が3連続ポイントを奪って韓国にストレート勝利を果たしました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
(※写真は5月1日の国際親善試合のもの)