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【26年W杯】最長距離は4500km!移動に・時差に・気候条件に…過酷な戦いが予想される北中米大会

2022年12月21日 13:05
【26年W杯】最長距離は4500km!移動に・時差に・気候条件に…過酷な戦いが予想される北中米大会
2026年北中米W杯の開催都市

アルゼンチンの優勝で幕を下ろしたカタールW杯。今大会は秋田県よりもやや狭い国土のカタールで大会が行われたため、移動がコンパクトなW杯となっていました。

しかし次回大会の北中米W杯では出場チームが16チーム増え48チームになり、アメリカ・カナダ・メキシコの3か国・16都市を股にかけるため、過酷な地理的条件が予想されています。

まずカタール大会では、スタジアム間で最も遠い距離が、アル・ベイト・スタジアムからアル・ジャノブ・スタジアムの約57km。車で1時間かからないほどの距離です。

一方で北中米W杯、大会を行う16都市のなかで、カナダのバンクーバーとアメリカのマイアミの距離が最長です。その距離は約4500kmで、今大会の約79倍となっています。

これだけの距離があると、気候条件も都市によって異なります。大会の大半の試合が行われる6月の平均気温で比べると、バンクーバーが15.5度に対して、メキシコのモンテレイが28.6度とその差は歴然。

またアメリカの西海岸と東海岸では3時間の時差があり、出場する選手たちは過酷な条件の中で戦うことが予想されています。